4月の終わりから3か月間、週一回のペースで北白川に行く用事があった。白川通今出川の交差点からますたに北白川本店の前を通る白川疏水は、この少し先から北上し高野川に向かう。
京都の川は大阪湾に向かって南下するのでは?と勝手に思っていたが、白川疏水は北に向かうので、少し方向感覚が狂ってしまう。
白川疎水の起点を調べてみると、南禅寺境内にある水路閣を起点にしていた。琵琶湖疎水は、水路閣を経て、哲学の道を通り、白川通今出川に至る。そして最後は、高野川を超えて賀茂川に流れるようだ。
東山から賀茂川に向かって徐々に標高が低くなっているのだろう。それにしても、滔々と流れる疎水を眺めていると、山ひとつ隔てた琵琶湖の存在を実感する。
□公共交通機関の使用による訪問難易度