2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今年もF1日本グランプリに行くことができた。あの音と匂いを一度でも味わうと、毎回「来年もまた来よう」と思う。 ドライバーもチームもFIAも鈴鹿サーキットも、そして今年はブルーインパルスも、みんなが最高のイベントにしようと頑張っている。近鉄もJRも…
多宝塔からは京都市街を一望できる もみじの永観堂(えいかんどう)は正式には禅林寺という。お隣が南禅寺である。 853年に空海の高弟であった真紹(しんじょう)が真言宗の道場を作ったことを起源とし、863年に清和天皇によって勅願「禅林寺」となる。1080…
鴨川に沿って流れる高瀬川のほとりに葉室さんの仕事場はあったらしい 子供の頃、司馬遼太郎さんの「世に棲む日々」を読んで高杉晋作に憧れた。オヤジの歳となって、葉室麟さんの「春風伝」を読んで高杉晋作を再び思い出した。 新装版 世に棲む日日 1-4巻 セ…
9/13付の京都新聞は「京都検定 人気なお断トツ」という記事を載せている。京都商工会議所主催の「京都・観光文化検定(京都検定)」は20周年を迎えるが、全国のご当地検定の中で未だに断トツの受験者数を維持している。京都検定の受験者は毎年6000人を超え、…
千利休遺構不審庵(表千家) 地下鉄烏丸線の今出川駅で降りて、寺之内通りを堀川通り方向に歩いてみた。現在の寺之内通りは、途中で曲がっている箇所もあるため、地図アプリを確認しながら進まないと迷ってしまう。 この寺之内通り沿いには、1583年以降、秀…
高さ55メートルの国宝五重塔は1644年に徳川家光の寄進によって竣工 平安京の南の端にあった東寺は、796年に官寺として創建された。そして、今から1200年前の823年、嵯峨天皇は、唐で密教を学び正統な継承者となった弘法大師・空海に東寺を託した。 空海は、…
宮本武蔵・吉岡一門の決闘の地、一乗寺下り松 9/6付の京都新聞夕刊に、フレデリック・クレインス国際日本文化研究センター教授が書いていた。 明治初期に日本が左側通行を選んだ理由は武士文化にその由来があると言われている。戦国時代の道幅は今よりも狭か…
臥雲橋から通天橋を撮った、よくある構図 JR奈良線で京都駅から一駅行くと東福寺駅。電車を降りて10分歩くと、東福寺の日下門に着く。 東福寺は、鎌倉時代1236年から1255年の19年を費やして、摂政九条(藤原)道家が作りあげたお寺。開山には円爾を迎えた。…
現役の鉄道インフラ(アルブラ線) スイスの人口は約900万人、1人当たりGDPは98770米ドル(IMF統計)。日本の人口は約1億2300万人、1人当たりGDPは35390米ドル(同)。単純比較すれば、スイス人は日本人の2.8倍稼いでいることになるが・・・ スイスは、国土…
ツェルマットのメインストリート バーンホフ通り 今回のスイス旅行で驚いたことが3つあった。1つめはスーツケースの運搬、2つめは空港、3つめは物価である。 スイス国鉄のスイストラベルパスを持っていると、付帯サービスとして、スーツケースの運搬をしてく…
スイス国鉄ホームの行き先表示板-車両Cのくまマークは子供が騒いでもいい座席らしい あっという間の10日間が終わった。今年はスイスも低地(標高400メートル位)では30度を超える暑さとなった。クーラーは普及していないため、代わりに扇風機がよく売れてい…
世界一遅い特急とも言われる氷河特急 ツェルマットからサンモリッツまでは、グレッチャー・エクスプレス(氷河特急)を利用した。「7つの谷、291の橋、91のトンネルを抜けてスイスアルプスを横断する」という謳い文句の列車旅だ。 前半は、フィスプ駅からロ…
なんとか逆さマッターホルンが撮れた 次の目的地はツェルマット。モントルーからフィスプ駅までは、ローヌ川に沿ってスイス国鉄で進む。フィスプ駅でマッターホルン・ゴッダルド鉄道に乗り換えて、深い谷あいに入って行く。 ツェルマットの標高は1600メート…