今回は京都を離れて屋久島の話。退職記念に後輩達からホテル券をもらったので、3月に思い切って行ってみた。伊丹空港からはプロペラ機の直行便が出ている。
世界自然遺産の屋久島を選んだのは、数千年以上の時間を生きている縄文杉を見るため。これを見るには往復で10時間以上、ひたすらトロッコ道と登山道を歩く必要がある。還暦のオヤジが独力で歩き通す自信はないので「屋久島メッセンジャー」さんのトレッキングツアーに参加した。
屋久島は岩でできた島で土地がとても痩せているそうだ。そのため土はほとんどない。だから、そこに根を張って生き抜いた大杉の年輪はとても密で、その幹はとても堅い。若い頃に行った米セコイア国立公園でレッドウッドのあまりの大きさに感動したことがあるが、縄文杉の静かで圧倒的な生命力にはその時以上の感動があった。
□公共交通機関の使用による訪問難易度
- 縄文杉(難)
- 太鼓岩(難)