ベルン市内からは遠方にアルプスの山なみが見える。今日は「トップ・オブ・ヨーロッパ」と呼ばれるユングフラウ・ヨッホ駅を目指す。
ベルン駅からスイス国鉄でインターラーケン東駅に向かう。インターラーケンは、文字通り、トゥーン湖とブリエンツ湖の中間にある街だ。
インターラーケン東駅からグリンデルワルド駅の一つ手前の駅であるグリンデルワルド・ターミナル駅までベルナー・オーバーラント線の列車に乗る。グリンデルワルド・ターミナル駅からは、2020年12月にできたアイガー・エクスプレス(ロープウェイ)が出ている。約15分の空中散歩。アイガー北壁が眼前に迫る中、一気に山を登っていく。
ロープウェイを降りたら、アイガー・グレッチャー駅からユングフラウ鉄道で、終点ユングフラウ・ヨッホ駅(3454メートル)まで登る。そして、駅構内のエレベーターでスフィンクス展望台(3571メートル)に到着する。
スフィンクス展望台からは、スイスを代表する名峰アイガー、ユングフラウ、メンヒが連なるベルナーアルプスの三名山とアレッチ氷河が目の前に広がる。気温は9度。快晴に恵まれた
帰路は別ルートを選択する。ユングフラウ・ヨッホ駅からクライネ・シャイデック駅に下り、駅裏手にある新田次郎さんの碑に手を合わせた後、ヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)で、ラウターブルンネン駅へ。そして再びベルナー・オーバーラント線に乗り換えて、インターラーケン東駅まで戻る。