霊山(りょうぜん)護国神社は、祗園から東大路を渡って、高台寺南門通に入り、高台寺を左手に見ながら維新の道を登りきったところにある。勤王の志士や鳥羽伏見の役以来の戦没者を祀るため、明治元年に創立された。坂本龍馬の墓があることで有名だ。
300円の参拝料を支払って墓地の中に入る。入ってすぐのところに坂本龍馬と中岡慎太郎の像と墓所がある。そこから少し左手方向に登ると、高杉晋作や久坂玄瑞といった長州藩の志士の墓所になる。さらに登り、一番高いところに、桂小五郎と幾松の墓所がある。
ここまで登ってくる観光客は多くはないと思うが、ここの墓所からは京都市内が一望できる。歴史好きでなくても大満足できる眺望を楽しめると思う。
□公共交通機関使用による訪問難易度
- 霊山護国神社(中)