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2/4は京都市長選挙の投票日

京都市長選は、1/21(日)に告示され、2/4(日)の投票日に向けて動き出した。候補者の公約を一覧できる無料サイトを探したが、これが見つからない(探し方が悪いのか)。ようやくNHKが候補者へのアンケート結果をまとめているサイトを見つけたので覗いてみた。

京都市長選挙 候補者アンケート・主張・政策|NHK選挙

 


アンケートの中の「最も力を入れたい政策」の回答を読んでも、各候補者の違いは正直よくわからない。「最も力を入れたい政策」の設問は、本来一番最初にあって然るべきだと思うが、アンケートの最後にある点もちょっといただけない。

「経済を活性化させ(あるいは行財政改革によって)、税収が増えることによって(あるいは無駄使いをなくすことによって)、(財政を健全化しながら)市民サービスを充実させる。そうすれば、子育てもしやすい街になって、人口減少が止まる」という未来予想図を、候補者全員が描いているように見える。こんなバラ色の未来に反対する市民は誰もいない。それができるリーダー(市長・議会)がいないから困っている。

「最も力を入れたい政策」を読むと、各候補者の回答内容に関して、疑問が出てくる。
福山候補:「京都モデル」って何?
村山候補:「戦略的な投資」って何?
二之湯候補:「施設(ドーム等)の建設」って何?
松井候補:「日本のシリコンバレー」って何?

回答欄が限られているアンケートなので説明不足になるのは仕方がないとは思うが、自分が一番知りたいこと=候補者が最も解決したい課題がアンケートの回答からは全く見えてこない。

別の資料、京都市長選挙広報にも

https://www.city.kyoto.lg.jp/senkyo/cmsfiles/contents/0000319/319610/kouhou.pdf

各候補者(この資料では5名)の公約がまとめられていたが、候補者が最も解決したい課題は明確に説明されていないように感じた。「バラ色の未来のためにできることは全部やる。財源も市民の負担増にならないように確保できる」と候補者全員が同じことを言っているようで争点がわからない。昨年8月に門川市長が引退を発表してから十分時間があったはずなのに・・・。