受験シーズン真っ盛りなので、今回は菅大臣神社について。「かんだいじんじんじゃ」と読む。西洞院通と高辻通に入り口がある。何度もこの前を通っているが、表通りからはこの奥に立派な社殿があるとは気付かなかった。
文字通り、菅原道真(835〜904年)を祀っている神社である。学問の神さまとされる菅原道真を祭神とする神社としては、太宰府天満宮や北野天満宮が有名だが(この2社に、山口県の防府天満宮と合わせて「日本三大天神」という)、元々この地には菅原道真の屋敷があったようで、生誕の地ともいわれる(※生まれたのは烏丸通下立売の菅原院天満宮神社とも?)。神社の創建年は不詳とのことだが、現在の本殿は1869年に下鴨神社から移築された。
この神社は、地図を手に目指して行かないと見つからないかもしれない。簡単に前を通り過ぎてしまう。四条烏丸からそんなに離れていないので、街歩きの途中に立ち寄ってみたい。
□公共交通機関使用による訪問難易度
- 菅大臣神社(易)