よそもんが京都で暮らす

退職して京都に移住して2年目突入!

京都御苑は明治時代にできた

京都御苑は東西約700メートル、南北約1300メートル

京都御苑は東西約700メートル、南北約1300メートル

京都御苑は、北は今出川通、南は丸太町通、東は寺町通、西は烏丸通に囲まれた広大な一画を占めている。


京都御苑を管理する環境省のHPによると、里内裏のひとつであった東洞院土御門殿が、1331年に光厳天皇が即位されてから御所となり、1392年の南北朝合一によって名実共に皇居となった。1869年に明治天皇が東京に移られるのに伴って、多くの公家も東京に移住したため、御所周辺に集められていた公家屋敷は荒れ果てていった。御所保存と旧観維持のために公園として整備することとなり、周囲を石垣で固め、公家屋敷を取り壊し、松と芝生を植えた。工事は1883年に完了した。


明治維新によって公家の文化はなくなってしまったが、街の中に広大な緑の空間が残ったことはとても幸運だった。大切にしたい。

 

□公共交通機関の使用による訪問難易度