よそもんが京都で暮らす

退職して京都に移住して2年目突入!

天台宗寺門派になった三井寺

三井寺は桜の名所でもある

三井寺は桜の名所でもある

三井寺(正式には園城寺)は、672年の壬申の乱に敗れた大友皇子の霊を弔うために、ミヤコのあった大津に建立された。京都からは、地下鉄東西線で京阪京津線に乗り入れ、びわ湖浜大津駅で京阪石山坂本線に乗り換えて、隣の三井寺駅で下車する。


その後、平安時代になり、第5代天台座主円珍・智証大師が再興する。円珍の死後、円珍門下と3代天台座主円仁・慈覚大師門下の対立が激化し、 993年に円珍門下は一斉に比叡山を下って三井寺に入る。 この時から延暦寺を山門派、三井寺を寺門派といい、天台宗は二つに分かれた。


比叡山を下りたところにある三井寺だが、実際に歩いてみると山寺である。寺域も大きく、坂道を登ったり下ったりする。回るにはかなり体力が必要だ。

 

□公共交通機関の使用による訪問難易度