よそもんが京都で暮らす

退職して京都に移住して2年目突入!

青蓮院からお隣の知恩院へ

1621年に建てられた知恩院三門

1621年に建てられた知恩院三門

前回、青蓮院について書いた。この隣にあるのが、1175年に法然が開いた浄土宗の総本山、知恩院

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法然は「南無阿弥陀仏」と念仏を称えれば、誰もが救われると説いた。この教えを広めるために、法然比叡山を出て、吉水(現在の御影堂の近く)に草庵を開いたのが知恩院の始まりとされる。


今に残る知恩院を麓から見ると、堅牢な山城のようにも見える。徳川家康は、京都政策として、二条城を作り、京都所司代を設置。いざという時には軍隊を置けるように黒谷と知恩院を城構えに整備したと言われている。


三門と円山公園の間には、昭和になって友禅苑という庭園が造られた。江戸中期に友禅染めを始めた宮崎友禅が知恩院門前町に暮らしていたらしい。


最後に大鐘楼。なぜか境内の一番高いところにある。大晦日の除夜の鐘は、NHK中継でお馴染みだ。

 

□公共交通機関の使用による訪問難易度